ゴキブリ駆除
先日、あるデイサービスの施設で「ゴキブリ」が出て、大騒ぎになった。・・・私が事務所に入ると、いつにない雰囲気が漂っていた。その雰囲気は、ただ事ではない、と一瞬で感じた。ただ、どんな事態なのかがわからなかったので、近くにいた中年の女性スタッフにそっと近づき、何かあったの?と、やや小さめの声で、そっと、聞いてみた。
次の瞬間、半径50メートル以内の近所中が振り返るような「絶叫」が施設内を襲った。そう、びっくりさせるなと怒られたのだ。私が。原因は、突然現れた「ゴキブリ」を他のスタッフが捕獲中で、その絶叫スタッフはその行為を恐る恐る支援していたというのだ。ゴキブリを捕まえようとしているそのスタッフをよく見ると、さらに仰天した。そのスタイルは古代ローマの格闘家のような構えで、スリッパを片手にゆうに4メートルは離れているだろう場所で、ゴキブリと対峙していた。あまりの滑稽さに思わず「バカじゃねーの」と笑ってしまった。思いっきり睨みつけられたが。
さて、あまり一般には知られていないようだが、病院や施設にはゴキブリがほとんど出ない。当然、殺虫剤は、事故の元になるので置いていない。ゴキブリは、寒さに弱いから、冬は暖かいところにしかいないのだ。病院や施設は、そのことをよくわかっているので冬の間に集まっているところを一気に駆除しておくのだ。だが、今回のように、時々は、外来してくるのである。
ゴキブリは、その特異な容姿や出現の仕方、素早い動きもあって、一般からは嫌われている。私も、ゴキブリの出現には大いに感心させられることがある。・・・演出的に「うまい」って。(笑;)髪の毛かな?と思うと触覚だったり、裸になって無防備のところを背後から現れるとか・・・。まるで一流の演出家だ。
ちなみに、御器(食器)にかぶっていることから、ゴキブリと言われるのだが、嫌われる順は、ワモンゴキブリ、とび色ゴキブリ、茶ばねゴキブリ、クロゴキブリだそうだ。この日にいたのは、大型のクロゴキブリ。色が鮮やかに黒光りをしていた。(少しきれいに見えた。)
話は、戻るが、例の格闘は、かれこれ数十分も続いているようなので、私が代わりに駆除した。時間は、わずか十秒。
すると、今後は2人のスタッフが揃って笑顔で「ありがとうございました。助かりました。さすがです。」だと。しかも、敬語で。駆除に、何を使ったかというと、殺菌用(消毒用)アルコール。これ、殺虫剤より、効きます。是非、お試しください。
・・・ということです。 (^-^)♪
それでは、明日のために頑張ってください。
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