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認知症患者を元気にする方法

「認知症」は脳の障害を伴う重い病気です。にもかかわらず、ほとんどの認知症患者は病院ではなく、介護施設で、知ったかぶりの無知な介護者に名ばかりの「介護」を受けています。本当に、かわいそうです。以前、私がある介護事業者と地域包括センター主催の「介護セミナー」に呼ばれた時、先生と呼ばれる人が集まった人たちを前に、こんなことを言っていました。「・・・認知症患者と上手にコミュニケーションをとるには、本人の心理状態、気持ちを理解することです。近寄って話すこと。ゆっくり話すこと。簡潔に伝えること。相手の気持ちになって考えること。が大切です。」だと。思わず、笑っちゃいました。この人、なーんにも、分かってない。
常に孤独で、鬱もあり、困惑して、物忘れがあって、興奮して、妄想もあって、極度に不安で、恐怖もあって、幻覚も見えたり、、、そんな「認知症」患者の気持ちになって心理状態を理解する、なんて無理です。自分が認知症になる以外。
そんなんじゃダメです。認知症患者には、そんなウソの接し方ではなく、正しい接し方があるんです。
・・・認知症患者はどんな患者さんでも「平穏な日々」を送りたいと願っています。でも、急にくる不安と孤独がそれを妨げているんです。
だから、・・・聞いてあげるんです。どんなことでも、どんな時でも、ひたすら、聞いてあげるんです。時間が許す限り。これが一番です。
私は、いつも患者さんに会うとすぐに「何か言って?」とか「何か聞かせてよ」と話しかけます。それだけで、みんな目が輝いて、元気に話してくれます。
そして、元気になったら、次は何かをお願いします。つまり、こっちが患者さんを頼るんです。私は、男性にはよく肩をもんでもらったり、マッサージをしてもらったりします。女性には、頭を洗ってもらったり、ズボンを縫ってもらったり、ワイシャツのボタンをつけてもらったりします。(わざと古着を破っておきます。)・・・みんな真剣にやってくれます。
そして、その後、心をこめて「ありがとう」っていいます。
それだけです。多くはいりません。認知症は、脳の障害です。でも、心は正常なんです。

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日のために頑張ってください。

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受信: 2011年6月10日 (金) 01時27分

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