« 医療とリスク | トップページ | 症例報告書 »

呼吸障害について

呼吸障害で最も有名なのは「睡眠時無呼吸症候群」です。この病気は通称SASと呼ばれるもので、寝ている間に大いびきと無呼吸が交互に現れ、心不全 や 脳梗塞 の原因にもなるそうです。ちょっと???ですが。また、恐ろしい病気という意味で、サイレント・キラーとも呼ばれています。SASは、なぜか、マスコミに人気があって、テレビでもよく取り上げられます。テレビでは、死に直結する怖い病気というイメージが出来上がっているように思えますが、よほどの高齢か、何かの病気で体力が弱まっていなければ、睡眠中の窒息は死につながるなんてことはありません。まあ、普通の風邪でも死ぬ時は死にますので、怖くない病気なんてないんですが。それと、いびきが危険サインだ、というのも納得できません。いびきは呼吸筋(特に上気道を構成する筋肉)の緊張が弱まった時に起こるものです。なので、風邪をひいたり、お酒を飲んだり、ウィルスで扁桃腺が腫れたり、高齢になったり、少し太ったり、あるいは、寝不足だったり、疲れたりすることで、普通にいびきはかきます。男性なら、7割ぐらいの人がいびきをかくと思います。病院の見回りのときなどは、呼吸が止まっている患者さんをみると一瞬、焦りますが、SASであると分かると、ほっとしますし、そのまま何もしません。ちなみに、いびきを治したいという主訴で病院に行くと、SASと同じ治療をするそうです。・・・予防としては、お酒を飲まない、コレステロールをとらない、運動をする、らしいです。つまり、大したことはない、ということです。
さて、先ほど、SASならほっとすると書きましたが、ほっとするというのは、いびき+無呼吸より、もっと怖い状態があるからです。それは、深くゆっくり呼吸していて一瞬、呼吸が停止する「中枢性睡眠時無呼吸」の徴候がみられる時です。これは、「チェーンストークス呼吸」といって、死の徴候の一つです。チェーンストークス呼吸の徴候が見られた場合は、呼吸中枢が低酸素症になっているので、この時点で脳出血か脳梗塞、あるいは、動脈血循環不全が起きているということになります。かなり危険な状態です。即、強制酸素吸入、あるいは、それで中枢神経が働かなければ気管切開+人工心肺となります。なので、私は、いびきなんて、かわいいものだと思っていますし、ある意味、健康な証拠だと思っています。(笑;)

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日のために頑張ってください。

↓こんなブログですが、もしよければ応援クリックお願い致します

人気ブログランキングへ

|

« 医療とリスク | トップページ | 症例報告書 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/573391/52520689

この記事へのトラックバック一覧です: 呼吸障害について:

» 自然な睡眠を取り戻しませんか? [睡眠時無呼吸症候群を自力で克服する方法]
1日たった3分間のエクササイズで、CPAPにもマウスピースにも頼ることなく睡眠時無呼吸症候群を改善できる方法をお教えします。 [続きを読む]

受信: 2011年8月25日 (木) 07時33分

« 医療とリスク | トップページ | 症例報告書 »