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BPSDと虐待について

BPSDとは、認知症の「周辺症状」の問題行動となる症状のことです。認知症の症状は、大きく分けて中核症状と周辺症状に分けて考えられています。記憶の障害、見当識障害、判断力の障害、実行機能の障害が「中核症状」で、徘徊、妄想、攻撃的行動、不潔行為、異食などが「周辺症状」です。で、病院、施設側の考え方としては、BPSDの徴候があれば、多少のやり過ぎや拘束があっても「虐待」ではなくなる、という勝手な考えが一般的です。しかし、これをうまく利用し本当の「虐待」を正当化している病院があります。少し要求が多いかな?というある患者さんに対し、BPSDの徴候があるとし、トイレに行きたいという明確な意思があるにも関わらず、意地悪な職員が無理やりトイレという「ことば」を言わせようとし、その場で失禁させる、その患者さんから、自信と尊厳と自主性を奪い、多い要求を減らしていくために・・・。突然、こんな非人道的行為が、私の目の前で起きました。この患者さんは、失禁しながら、その場で大泣きしていました。付き添っていた家族も大泣きして「どうして、こんなにかわいそうなことをするのか」と叫んでいました。私は、この時、別の患者さんの個別訓練を担当していて、患者さんと一緒に訓練室に移動中でした。私は、急遽、それを取りやめ、すぐに失禁した患者さんを全身ごと抱き上げ、介助用のトイレに駆け込み、すぐに着替えさせました。意地悪な職員は制止しましたが、無視しました。すると、家族もすぐに私の後を追いかけてきて何度も「ありがとうございます」って頭を下げていました。この時、私自身、何かが限界でした。とっさに出た言葉が「大変、申し訳ありませんでした。○○さん、以降、このような失敗はしないよう、細心の注意をします。ですから、今回のことは、訴訟など、大きな問題にしないでください。心ない職員には、私の方から厳しく注意しておきますので。」と、さっきの意地悪な職員に聞こえるよう、大きな声で言いました。・・・この意地悪な職員、じつは、かなり上の役職についている人なので、また、始末書、反省文・・・確定ですが、。(笑;)

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日のために頑張ってください。

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