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2011年10月

AD(Alzheimer type disease)について

「AD」というのは、アルツハイマー型認知症のことです。医療用語で2文字の略語ということは、Ca(癌)とか、CT(CTスキャン)のように、有名だから、ということです。 ADは、脳の神経細胞の減少、脳の萎縮、脳への老人斑・神経原線維変化の出現が特徴とされていますが、分かりやすく言うと、脳の大脳辺縁系とよばれる大脳新皮質の内側にある、海馬、扁桃体、帯状回などの部位が、変性により脳神経細胞の数が減っていってしまうという病気です。大脳辺縁系の主な機能は、記憶と意欲です。なので、ここに障害をうけると、「記憶障害」と「不安障害」「うつ」が出ます。脳組織の変化としては大脳辺縁系に「アミロイド」と呼ばれるたんぱく質の沈着(老人斑)が、含まれる神経原線維が出現するというのが特徴です。ちなみに、アミロイドの沈着は、健全な高齢者でも、現れることがあるので「老人班」という普通の呼ばれ方をされています。
認知症とADは、どこが違うかというと、まず分類が違います。認知症には、血管性認知症と変性性認知症があり、ADは、後者に含まれます。症状や経過の違いで言うと、血管性認知症は、発症直後から重いのですが、経過は緩やかで回復が見込める場合もあります。ADは、その逆で、発症直後の症状は軽いのですが、発症から死亡までの平均罹病期間は約5年で、回復の見込みはありません。今のところ。よく、認知症(AD)で、なぜ死亡するの?と聞かれることがありますが、ADでは、もちろん人は、死にません。ただ、人は意欲や記憶が無くなり続けると、精神が崩壊し、全身が衰弱し、その結果、肺炎や循環器系の臓器などに感染症が発生します。それが、治らないから死亡するんです。ADの患者さんに、錐体外路症状(筋固縮)が現れたら、末期で、一か月以内に旅立たれると言われています。徐々に、人らしさを失うことの恐怖がある中盤が、医療の支えどころです。多くの人が、今も、このADと闘っています。辛く残酷な病気ですが、それでも明るく生きている人を見ていると、明日ではなく、今日をいい日にしようって、思います。このブログのタイトルとは違いますが・・・(汗;)

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日がいい日になりますように。

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歌と脳の関係について

歌を歌うことで「脳」が活性化される、という脳神経説があります。これには賛否両論がありますが、私は「歌」は「脳」ではなく「話す能力」には大きく貢献する、と考えています。ちょっと、矛盾した言い方ですが、人の脳は、大きく分けると「左脳」と「右脳」に分かれ、左脳は言語で、右脳は感性を司ります。つまり、歌は、メロディーが右脳で、歌詞は左脳になります。実際に、歌を唄うことでは、左右の脳が同時に働き、その行為を連携させるために脳梁(左右の連絡をする脳の一部)も働きます。脳は、働かされれば、そのストレスに対応し適応しようとするわけですから、歌による脳の活性化も一概に否定はできません。ただし、歌を歌っていれば、失語症や運動性構音障害が治るかというと、それも、ありません。左の脳は、右脳に比べ一割程度しか働いていませんから。でも、歌を歌うことで、発話の明瞭度や流暢性は確実に上がります。なぜかというと、人の声は、声帯で原音が作られて口腔器官で加工され、発せられているわけで、そこは、純粋に肺の「筋肉」が貢献しています。歌は、運動学的には長い呼吸運動ですから、鍛えることで強化します。また、歌により、構音が改善されると、訓練の意欲も向上します。なので、好きな歌を歌って、気分がよくなれば、意欲が向上した分、訓練時間を長くすることも可能になるのでは?とも考えます。・・・ですから、やっぱり、効果はあるんだと思います。(汗;)
ちなみに・・・よく「合唱」のリハビリでは、↓の歌が唄われています。みんなで歌うと楽しいです。(笑;)

明日があるさ
作詞:青島幸男 作曲:中村八大 替え歌:福里真一 

明日があるさ 明日がある  若い僕には夢がある
いつかきっと いつかきっと わかってくれるだろう
明日がある 明日がある 明日があるさ

会社をおこした奴がいる  会社に残ったオレがいる
あせることないさ あせることないさ  自分に言いきかす
明日がある 明日がある 明日があるさ

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日のために頑張ってください。

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