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麻痺について

今回は麻痺について書きます。麻痺といっても、日常で使われているような、美的感覚の麻痺とか、金銭感覚の麻痺とか、そういう麻痺ではありません。身体上の麻痺です。でも、詳しく書くと、1年以上あっても書ききれないので、今回は、ごく一部を超―簡単に書きます。
さて、まず、麻痺を大きく分類すると、種類が2つになります。運動麻痺と知覚麻痺です。知覚麻痺は、一般には感覚の麻痺のことで、もっと分かりやすく言うと「皮膚」の感覚が麻痺する、鈍化することです。臭覚、味覚、聴覚、視覚なども知覚の一種ですが、これらの特殊感覚の場合は、医療業界では、知覚が障害されるといって、麻痺という言葉は使いません。なので、味覚障害とか、聴覚障害とか、そういう言い方をします。つまり、別格扱いです。知覚麻痺は、大抵の場合、症状に痺れがあるとか、痛みをあまり感じないとか、その程度(軽度)なので、あまり、臨床的には問題視されません。・・・したがって、麻痺と言えば「運動麻痺」が基本で、常識です。
運動麻痺は、簡単に言うと、神経の障害によって身体の一部の随意的運動が困難、あるいは不能になった状態のことをいいます。よく、不全麻痺という言葉を聞きますが、俗語なのか、省略なのかわかりませんが、正確には不完全麻痺と言います。少し、動く、という意味です。全く動かないことを完全麻痺といいます。運動麻痺は、大きく中枢性麻痺と末梢性麻痺に分かれます。中枢性麻痺は、大脳から出る上位運動ニューロンの障害で錐体路障害ともいい、別名で核上麻痺ともいいます。核上性の麻痺の特徴は、最初、弛緩性麻痺という緩む徴候を呈して、その後次第に痙性麻痺(硬直する麻痺)となることです。核上性=痙性という関係になります。一方の 末梢性麻痺は、核下性の麻痺であり、下位運動ニューロンの神経線維の障害によるものです。末梢性=弛緩性という関係になります。ちなみに、顔面神経麻痺で、この具体例を言うと、額にしわよせができるのが、核上性で、よらないのが末梢性です。というのは、顔面神経核の下方半分は対側の大脳皮質より出た上位運動ニューロンだけを受けます。したがって、その上位運動ニューロンが障害された際には対側の下方顔面筋が痙性麻痺となります。上方の眼面筋は両側大脳皮質からのニューロンを受けるので、上位運動ニューロンの障害が一側で起きた場合、患者の閉眼動作や額にしわよせ動作に影響は出ません。つまり、整理すると、顔面上半の額の筋肉は大脳半球の両側から支配される。でも、下半では一側のみで支配される。故に、下位ニューロンの障害では顔面上半下半とも麻痺を生じ、上位ニューロンの障害では 下半のみが麻痺する。・・・ということになります。
・・・長くなりそうなので、まとめです。麻痺には痙性麻痺と弛緩性麻痺があって、痙性麻痺は上位運動ニューロン障害で痙直がある麻痺で、筋緊張(トーヌス)は亢進し、弛緩性麻痺は、下位運動ニューロン障害で筋緊張(トーヌス)は低下する。以上です。(汗;)

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日がいい日になりますように。

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