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2012年6月

口腔ケアについて

口腔ケアは、高齢者になったり、感覚に関連する疾患により自分自身で状態を改善できない場合でも、口腔内を清潔にして細菌を減らしたり、神経を刺激し健全な血行や唾液量を確保し口腔内の衛生環境を良くすることです。地味ですが、口腔ケアは、あらゆる意味で、とても重要です。また、口腔ケアは、介護の鏡とも言われていますので、それだけを見れば、介助全体の質がわかるといわれています。ただ、口腔ケアは、他の介助と違い一定の型がありません。なので、実際には、病院でも施設でも、かなり適当に行われています。難しい技術は一切ないのですが、とても面倒です。口腔ケアは、まず、グローブを手にはめた状態で水で洗う、口唇と歯茎部、その隙間をイソジンか液体歯みがき剤で湿らしたガーゼかスワブで丁寧に拭く、歯をブラッシングする、ガーグルトレイをうまく使って口腔内を水で流す・・・通常の基本はこれだけです。面倒なのは、患者さんによって、状態が違うので、この基本をどうアレンジするか、なんですが、まず、マヒがある場合は、何よりも顔を健側を下にします。重度の認知症がある患者さんは、爽快感だけのケアから始めます。意識障害や嚥下障害のある場合は吸引機を事前に準備し、声掛けしながらゆっくり丁寧に行います。感覚障害のある患者さんや口腔内が乾燥している患者さんには、スポンジにお湯をしみこませて簡単に口腔内を拭いてから始めます。義歯(入れ歯)の方は、義歯はポリデントにつけて、口腔内はスワブではなく指とガーゼのみで行います。口腔内にブラシは使いません。ちなみに、上下の義歯は必ず、上顎部の義歯から外します。基本です。親指と人差し指で前歯をつかみ、人差し指を手前方向に下げ、圧着がなくなった時点で回転させて取り外します。下は、どうやっても、すぐ外れますのでコツはありません。ただ、小さいので顔を上に向けた状態だと、滑って口の奥に落としてしまうことがあります。全体的に言って、口腔ケアは、歯磨きではなく、口の中を拭く感覚です。たまに、指を咬まれることがありますが、その場合は、逆に押し込むとすぐに放してくれます。バイトブロックという咬まれることをガードするものもありますが、そんなものを使ってはケアができなくなります。それと、咬まれる人は必ず決まって同じ人です。嫌いだから咬まれるんです・・・。私も、よく咬まれますが・・・。

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日がいい日になりますように。

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アルツハイマー病について

アルツハイマー病って、日本では100万人以上罹っていて、誰もが知っている認知症の代表疾患ですが・・・この病気について、意外と知られていないことがあります。医療関係者の間でも、アルツハイマー型認知症って、βアミロイド蛋白だっけ?それが脳の神経細胞に溜まって、そのうち神経細胞が破壊されて、それで脳機能低下・・・しかも治らなくて進行性で、10年で自分自身がわからなくなるんだよね。だんだん物忘れがひどくなって行くんだったよね。それと有酸素運動や楽しい話が予防にいいんだとか。糖尿病とか、高脂血症とかで、なり易いんだよね・・・と、この程度だったりします。
それは、それで正しいのかもしれませんが、大切なのはアルツハイマー病は脳の障害「器質性精神障害」で、極めて深刻な病気であること、という「認識」です。つまり、アルツハイマー型認知症は、考えられるあらゆる精神障害が含まれます。精神障害とは・・・双極性感情障害、統合失調症、心身症、人格障害、妄想性障害、気分障害(感情障害)、神経症性障害、ストレス障害、行動症候群、恐怖症性不安障害、パニック障害、強迫性障害、外傷後ストレス障害(PTSD)、身体表現性障害、摂食障害、嚥下障害、運動機能障害、睡眠障害、性機能不全、失語症、失認症、精神遅滞や睡眠障害、解離性障害、多動性障害や行為障害のことです。さらに、これらに加えて進行性の記憶障害がある極めて重篤な病気、それがアルツハイマー病です。
そして、さらに深刻なのは、この病気は発症すると、怪我をしても、病院に入院できなくなる(入院させてもらえない)病気だということです。(病院側に受け入れ拒否されます。)悲しいことですが・・・。
新生児は1カ月で笑います。これは、発達の第一歩ですが機能低下の最終段階でもあります。つまり、笑えなくなったら、1か月もたないというになります。

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日がいい日になりますように。

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