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高齢の生活保護受給者

特養や老健、多機能グループホームなどのいわゆる老人施設には「生活保護受給者」が以外に多くおられます。生保を受給している人の多くは「血縁者」「家族」との交流がほとんどなく、亡くなる時でも、事務的な対応すら、誰にもしてもらえないことが多い・・・です。もちろん、お葬式は、生保なので、できません。なので、戒名もありません。今まで、悪いことは一切せず、何十年も働き続け、子どもも作って、誰かを愛し続けて一生懸命、頑張ってきたのに、それでも最後は、一人ぼっちで旅立たれる・・・そんな姿を見ると、とても感慨深い気持ちになります。ある認知症高齢者+生保にTさんという冗談好きの男性がいました。Tさんは、亡くなる2、3日前まで、とても元気で、にこにこしながら独り言(独話)を言っていました。私が、最後にTさんから聞いたのは「共同墓地は嫌だなあ・・・あれは、入りたくないよ」でした。Tさんは、前頭側頭型認知症なので、語義性も曖昧でしたが、それより躁鬱の徴候があり、落ち込む時は、本当に悲しそうな今にも泣き出しそうな表情になります。私は、共同墓地には入りたくない、それがTさんの遺言のようにも思えたので、行政の超質素な簡易葬儀のあと、形式だけの娘さんに連絡して、なんとか遺骨を引き取ってもらえないだろうかと、相談しました。Tさんの表情を克明につたえながら、何度も、必死に食い下がってみたのですが、結果は、ダメでした。最後のほうは、時間がない、忙しいからと逆切れされました。遺骨を引き取れない理由は、嫁いでいて、苗字が違うから、だそうです。・・・まあ、苗字が違っても、宗派が違っても、お墓は一人のものではないので、何の問題もないのですが・・・。そんな中、テレビでは「生保が10%削減」という話題で討論。一般会計が90兆円もありながら、最低のセーフティーネットすら確保できないなんて、どんだけ自己中な国なんだよ、と思います。Tさん、お疲れ様でした。来世は、違う国で逢いましょう。

・・・ということです。 (^-^)♪

それでは、明日が貴方にとっていい日になりますように。

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