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2012年12月

ウイルス感染性急性上気道炎に罹りました

2~3日前、強烈な寒気、全身倦怠感、のどの痛み、眼窩痛、湿性の咳嗽、たんがからむ・・・など今年の風邪の特徴をそのまま引き継いで、引いてしまいました。トランプのカードを人からもらうときカードを引いたと言いますが、風邪は、この引いたという表現を使います。風邪だけですが。
・・・で、以前、次に風邪を引いたら、あること、をしたいと思っていました。周囲の人にも、常にそのことを言っていましたから、私が風邪だと言うと、やっぱり、やるんですか?あれ?と言われました。当然です。今夜、やります。と答えると、なんと職場の2人が緊急参戦することになりました。私も見ていいですか?興味があるので。ということで。
それは「体位排痰法」を実際に行うというものでした。痰は、肺や気道に侵入したウイルスや細菌などの異物を、白血球が貪食し、その細胞の死骸を包み込んだものです。風邪のように、上気道に炎症が起こると、痰が多く出るようになるのでいいタイミングです。就寝1時間前がいいので、いくつかの体位をそれぞれ5分、合計20分ぐらいを目安にしました。
その体位ドレナージを体感した結果です。
・臀部を高くして仰向けにして肺、気道前面の痰を排痰する。→効果は全くありませんでした。
・右側を上に横向きの体勢をとり、右肺の下側の痰を出す。→特に効果は感じられませんでした。
・左側を上に横向きの体勢をとり、左肺の下側の痰を出す。→特に効果は感じられませんでした。
・肺の背中側の痰を出すうつぶせの体勢で、臀部を高く上げる。→ややこみ上げる感じにはなりましたが、風邪の眼窩痛が酷くなり途中でやめました。(;д;)
その他にハフィングと呼ばれる自己排痰法をやってみました。これは、椅子に座って、吸気をゆっくり吸って呼気を強く速く吐いてこれを3、4回繰り返します。これは、効果がありました。すぐに痰が出ました。次にスクウィージングですが、さすがにこれは、女性の方には難しい・・・です。乳房そのものに圧を加えますから・・・。ちょっと言うと、右手で乳房をわし掴みし、やや中央に移動させておき、左手でわきの肋骨を押す、、、そういう類です。なので背中に圧を加えるだけのスクウィージングを試しました。これは、痰は出ませんでしたが、呼吸がすごく楽になりました。印象的には、これが一番いいと思いました。結果をまとめますと、痰は強い粘性があるので、姿勢を変えただけでは、効果がありません。したがって、体位排痰法は無意味に近いと思います。つまり、排痰には振動とか、圧とか、何かしらの外力が必要だということです。夜遅くまで、あられもないカッコで、こんなことに付き合ってくれた二人にはある意味感謝しますが、世の中にはいろんなモノ好きがいるんだということが改めてわかりました。では、よいお年を・・・。

・・・ということです。 (^-^)♪

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モリアの話

先日、今年一年を無事に終わることができた、ということで、私の勤務先でも納会がありました。忙しい一年が終わり、みんなホッとしたのか、とても楽しそうでした。それぞれが、いろんなカクテルを何杯も飲み続け、ほぼ全員が酩酊状態。乱れに乱れた納会でした。そんな納会だったので、話題も、次第に低レベル化し「悪口」の嵐・・・普段、我慢しているのか、それともタダでさえ女性が多い職場は、陰口を言うのが当たり前なのか・・・そんな姿にかなりうんざりしました。
そういう時の女性を見ていると障害の「モリア症候群」ではないかと疑いたくなります。モリアという病気は、軽い構音障害があり、前頭部の外傷、脳血管障害等により、前頭葉症状を来し、性格の変化とともに軽薄な人柄への変貌が起こる疾患です。何より、軽薄さ、まじめに考えない、人の言うことは聞かない、事実を捻じ曲げる、思いたい方向の結論しか認めない・・・etc
ただ、そんな中でも、一人二人は・・・心やさしい人はいるもんですね。独身の男性陣が、ポーとして、そんな女性たちに見とれていました。きっと、お酒も回っていたこともあり、そうとうきれいな人に見えたのでしょう(笑;)異性に心が美しいと感じた時、その人は安らぎと愛を感じると言います。ほほえましい光景でした。

・・・ということです。 (^-^)♪

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寒さと脳卒中について

寒くなると、体温を逃さないよう毛細血管が収縮し血液が圧縮され血圧が上昇します。毎年、今の時期になると心臓と脳血管系の発病率がピークを迎えます。特に、普段から高血圧の人は、要注意です。高齢者施設でも、トイレ、浴室、脱衣所などは、暖房を入れるか、部屋の温度を一定にするため、常に少し明けたままにします。脳卒中といっても、血圧に大きく関係するのは、脳出血です。脳卒中には、脳梗塞も入りますが、脳梗塞は直接要因ではないと(個人的に)思います。高血圧の人が脳梗塞になるには、事前に一過性の脳虚血などの徴候があり段階的に罹患する・・・と言われています。段階的には、高血圧→血管をもろくする→血管が傷つく→小さな傷ができてサイトカインが集まる→血管が細くなる→そこに脂肪がたまる→血流が停滞する→さらに停滞する→血流が止まる・・・脳梗塞になる経過はこんな感じでしょうか。ちなみに私の家系は、脳出血家族で脳出血がとても多いですが、脳梗塞は一人もいません。
さて、本題の脳出血ですが、こちらは寒さと高血圧が直接要因となります。脳にある血管は、太い血管が表面に多く、細い血管が内部に多い構造で、太い血管が切れるとくも膜下出血となり、細い血管が切れると脳出血になります。くも膜下出血は太い血管が切れる前に腫れるので、それが神経を圧迫して強い頭痛になります。脳の表面は軟膜という弾力性の高い柔らかな膜が密着して脳を包んでいます。この上を、太い血管が脳を這うように脳の中に分岐しながら侵入していき、さらにこの上をくも膜という膜が覆っています。この軟膜とくも膜の間の隙間を「くも膜下腔」といい「脳脊髄液」があります。太い血管が切れると、ここに血液が流れ出ます。脳の内部は、密着されていますので、内部に血液が流れ込むことはありません。一方、脳の深部に行く細い血管が切れて出血すると脳内出血になります。こちらは細い血管なので、切れても大出血にならず、血腫(血の塊)となって、一旦、止血されます。最初にCTを見た人はこの「血液」がなぜ、白く見えるのか?不思議に思いますが、CT撮影時には脳出血の出血は、すでに血の塊になっていて骨と同様に硬くなり、高吸収域になるから、脳出血跡は白く見えるんです。そして、血液は、血管の外にいったん出ると、すぐに猛毒になります。昔の人は「鼻血は飲んではいけない」と言っていたのは、血は毒だからです。間違って肺にはったら重篤な肺炎になります。これは、脳内でも同じことなので、血腫が周囲の脳を次第に破壊していきます。これが、いわゆる「ペナンブラ現象」です。ちょっと、本当は微妙に違いますが、都合上、割愛します。(ρ_;)また、脳には痛覚の神経がありませんので、破壊されても痛くありません。脳の表面にある太い血管には強烈な痛覚がありますが・・・。
この血腫ができた状態で、病院に搬送されると、すぐにとりあえずの再出血を避けるために血圧を下げるのですが、通常は、あえて止血はせず、浮腫みを取ることを優先させます。問題はこの後です。少し前までは、血腫の除去を「開頭血腫除去術」という悪魔的な手術に頼っていましたが、最近はそれが減り内科的に血腫を除去するという流れができつつあります。その理由は、開頭すると、開頭したことのダメージがあり、思いもよらない精神的変化や脳障害の後遺症がでることがとても多いからです。もちろん、それは、病院では「脳出血のダメージ」と言いますが、違います。私は、血腫より、開頭手術のダメージが圧倒的に多い・・・ように思います。ただ、証拠がないから、今まで、放置されてきました。でも、もし、身内で、このようなケースになったら、極力、悪魔的な手術は避けた方がいいと思いますよ。

・・・ということです。 (^-^)♪

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